バスローブはホテルなどでよく見かけるアイテムで、映画やテレビドラマでのおしゃれな着こなしに憧れる人も多いです。
しかし、どのように着れば良いのか分からず困っている方もいるでしょう。
バスローブにはバスタオルにはない多くのメリットがあります。
この記事では、バスローブの基本的な使い方とそのメリットを解説します。
バスローブの基本
バスローブを着るタイミング
バスローブの着用は非常に簡単で、お風呂上がりに体が濡れている状態でそのまま羽織るだけで大丈夫です。
バスローブは「着るバスタオル」とも言えるアイテムです。
基本的には着る前に体を拭く必要はありませんが、足元や髪から垂れる水滴が気になる場合は、軽く拭くと良いでしょう。
バスローブの着方
バスローブの襟の正しい前後について疑問を持つことがありますが、一般的には洋服と同じで「女性は左前、男性は右前」となります。
これはワイシャツと同じ考え方です。
ただし、バスローブは基本的に私的な空間での使用なので、あまり厳密にルールを守る必要はありません。
紐の結び方に決まりはありませんが、一般的にはおへその位置で結びます。
結び目が邪魔になる場合は少し横で結ぶと良いでしょう。
女性がリボン結びにすると可愛らしい印象になりますが、バスローブの紐が厚手で短い場合は結びにくいことがあります。
緩くなりすぎないようにしっかりと結び、リラックスして着こなしましょう。
下着は必要か?
バスローブを着る際に下着を着用する必要は基本的にありません。
ヨーロッパでのバスローブ文化では、多くの場合、専用の脱衣スペースがなく、浴室から寝室に移動する際に一時的にバスローブを羽織るのが一般的です。
これは、下着を着用しないでバスローブを使用することが普通だったことを意味します。
それでも、肌寒いと感じる時や何かしらの理由で落ち着かない時には、下着を着用する人もいます。
通常、体を乾かした後、寝着に着替える際に下着を着るのが適切です。
着用するかどうかは個人の好みに委ねられます。
バスローブをパジャマとして使用してもいい?
バスローブは、「着るバスタオル」として短時間のみ使用するものです。
バスタオルを身に纏ってそのまま寝ることはないように、バスローブのままでの就寝も推奨されません。
バスローブが濡れている場合、布団が湿ってしまい風邪を引くリスクも高まります。
バスローブの洗濯頻度
バスローブは肌に直接触れるため、使用後は理想的には都度洗濯するのが望ましいです。
しかし、バスローブは通常のバスタオルより乾きにくいので、多くの人は2~3日ごとに洗濯しています。
使用後はバスローブを風通しの良い場所でしっかり干し、衛生を保つことが重要です。
バスローブとガウンの使い分け
外見が似ているバスローブとガウンですが、用途は異なります。
ガウンは主に室内でパジャマの上から着用する上着で、寒いときにカーディガンや軽い羽織ものとして役立ちます。
バスローブとガウンを組み合わせて使用する場合、一般的にはまずバスローブで体を拭き、その後パジャマに着替えてガウンを羽織ります。
バスローブは吸水性が重要で、多くは綿や麻で作られています。
一方、ガウンは保温を目的としてウールやフリースなどの素材で作られることが多いです。
バスローブのメリット
手軽さ
バスローブの最大のメリットはその便利さです。
全身をバスタオルで拭く手間が省けるため、多くの人が一度使ったら手放せなくなります。
バス後のケアが容易に
バスローブをさっと羽織ることで手が自由になり、体が自然に乾く間にスキンケアやヘアドライヤーで髪を乾かすことができます。
これにより快適さが増し、時間も節約できます。
高い保温性
バスローブは厚手の保温素材で作られており、着用することで体温が逃げるのを防ぎます。
これにより、お風呂上がりの暖かさを保ちながら体を効率的に乾燥させることが可能です。
子どもとの入浴時の便利さ
小さな子どもをお風呂に入れるのは手間がかかります。
子どもがお風呂からすぐに飛び出してしまうこともあり、親は自分の体を拭く間もなく追いかけることがよくあります。
バスローブをさっと羽織るだけで、自分の体温を保ちながら、子どものケアを落ち着いて行うことができます。
子ども用のバスローブも用意して、親子でお揃いのスタイルを楽しむのも素敵です。
衣服が濡れるのを防ぐ
バスタオルで体を拭いた後、すぐに下着やパジャマを着ると、体から落ちる水滴で衣服が濡れてしまうことがあります。
特に髪の長い人は背中に水滴が落ちるのを気にするかもしれません。
バスローブを着ることで、体が完全に乾くまでの間、快適に待つことができます。
バスタイムの豪華な雰囲気
多くの人が映画やドラマで見たバスローブの豪華で上品なイメージに憧れます。
バスローブを一枚羽織るだけで、普段のバスタイムがよりリラックスできる特別な時間に変わります。
その快適さとスタイリッシュさで、日常的に使用する価値があります。
バスローブのデメリット
乾燥の遅さ
バスローブは厚手で耐久性のある生地を使用しており、通常のバスタオルに比べて乾きにくいです。
特に冬季は乾燥に時間がかかり、一日中干しても夜までに完全に乾かないことがあります。
常用する場合は予備を用意しておくと安心です。
オールシーズン快適に使用するためには、速乾性の高いマイクロファイバーやガーゼ、ワッフル生地などの特殊な素材を選ぶことを推奨します。
夏の暑さ対策
バスローブは保温性が高いため、夏場は少々暑く感じることがあります。
しかし、汗を効果的に吸収し、急激な冷えから身を守るため、夏でも湯冷めを防ぐのに役立ちます。
エアコンの効いた部屋に移動する際にバスローブを羽織ることで、体を温度差から守ることができます。
まとめ
映画やドラマでセレブリティが使用するアイテムとして知られるバスローブですが、実際には日常生活で非常に実用的です。
男女問わず、ギフトとしても人気があり、新生児がいる家庭や小さな子どもがいる友人にプレゼントするのにも適しています。
ぜひ検討してみてください。